【産後は必ず骨盤矯正が必要なの?!】
前橋市から産後ダイエットをお届け!峰岸けいです。
もっと私の教室を産後の皆さんに知っていただくにはどうしたら?というのを、
今プロの方にアドバイスいただきながらいろいろやってみているのですが…
その一環で、教室の卒業生の皆さまに、
「産後ダイエットをしようと思ってやってみたこと、やろうと思って検討したことはありますか?」
というアンケートにお答えいただいたのですが、8割以上の方が、
「骨盤矯正に行った」
「骨盤矯正のために整骨院を探した」
という回答でした。
これだけ多くの方が、骨盤矯正が気になっているということは、
産後の感覚として普通なのだと思うのですが、
私自身、産後に骨盤矯正をしてみようと思ったことがなかったので、結構びっくりしました(笑)
確かに、教室にご参加くださる方々とのやりとりを振り返ると、
「骨盤が歪んでる気がして」とか、
「骨盤が開いてると思うんです」って言っていた方は多いなぁと、思います。
ですがこの10年、産後の女性が集まる教室をしていて、出会った方の中で、産後の骨盤が戻り切らなくて…とはっきりわかっていたのはお一人だけでした。
「恥骨結合離開」という診断を受けた方。
治ってから教室に来てくださったのですが、すっごく痛みがあって、歩くのも大変だった…と、おっしゃっていました。
こういう場合は、本当に産後の骨盤自体が歪んでしまっているんだなぁと思うのですが、ほとんどの方が「なんとなくそう思う」「産後に下半身がどっしりしたままだからきっと骨盤が開いているんだ」という自己判断なので、本当に骨盤自体が歪んでいるかどうかは実はわからないのかも?と思うのです。
そこでいろいろ調べていたら、出てきたこちらの記事。
【医師取材】産後の骨盤はどういう状態? 気をつけたい生活習慣とは
(「マイナビ子育て」より)
まさに、私がこれまで産後の皆さんと関わってきて感じていたことでした。
「骨盤がグラグラしている気がして…」
というお声も多いのですが、骨盤自体がグラグラ不安定なわけではなく、骨盤を支える筋肉不足で不安定になっているのだと思うのです。
特に、産後は赤ちゃんの抱っこや授乳で体を歪ませるような体勢になりやすいんです!
お腹に力が入らなくて、腰をそった状態で赤ちゃんを抱っこするので、骨盤が前方にスライドしてしまう。(左側の写真)
片側の腰骨に赤ちゃんを乗せるようにして抱っこするので、骨盤が傾いてしまう。(右側の写真)
妊娠中から動きが少なくなるので、筋力が低下している産後に、こういう体勢になりやすいので、体が歪んでしまうんですよね。
骨盤は「寛骨」「仙骨」「尾骨」で構成されていて、上の二つの縦長の赤丸の部分が数ミリ動くと言われている程度。
(分娩時には恥骨のところの赤丸も開きます。それが戻りきらないと「離開」となってしまうんですね。)
だから、自分でそのズレを感じるには、痛みなどがあればまだしも、何もないようであれば、その数ミリのズレを自分で感じるには、相当自分の体を知っていないと難しいのではないかと思うのです。
アンケートで、骨盤矯正に通っていたという方の中には、
「数回通ったけれど、何か変化が感じられたということもなかったので、途中で通うのをやめてしまった。」
という方もいました。
そうですよね><もともと骨盤が歪んでいなかったとしたら?!
「骨盤矯正に行ったら痩せられる!」と思って、食事も運動も変えてないのに、骨盤矯正に通っても、望む成果を出すのは難しいかもしれません。
それなら、体を動かして筋肉にアプローチして、骨をしっかり支えることと、歪まないような体の使い方をする方が、長い目でみたら、自分で自分の望む体を作っていくことにつながると思うのです。
だから、おすすめしたいのがピラティスです。
ピラティスは、体の中の筋肉から使えるようにしていくので、産後の体にも無理なく、女性らしいしなやかな体が作れます。
自分で自分の体をコントロールするためのエクササイズをしていくので、姿勢や動きの矯正にももってこいです!
さらに、こちらの「3ヶ月集中Bodymakeコース」では、ピラティスにプラスして、バランスボールで有酸素運動も取り入れていきますので、体力作りや脂肪燃焼にもいいんです。
この記事へのトラックバックはありません。